日々の泡

アート中心の日々の出来事、雑記。

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工房集とその仲間たち展

私が10年以上色々な形で関わっている障害者のアートスタジオ工房集の展覧会が浅草橋のマキイマサルファインアーツで2月6日~25日まで開かれます。

http://www.makiimasaru.com/mmfa/index.html

水戸芸術館のライフ展や滋賀県立近代美術館のアールブリュット展などの企画展に出品しているとてもユニークな作品をつくるアーティスト達です。

http://minuma-hukushi.com/KOBO-SYU/index.shtml


プレスリリースと展示用のテキストを掲載。

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工房集は埼玉県南部にあるアート活動が盛んな「みぬま福祉会」のアートスタジオであり、アートを仕事にしている障害者の施設です。

集および集のメンバーは日本や海外の数々のギャラリーや美術館で展覧会を開き、現在とても注目されています。


「工房集と仲間たち展」は、その工房集とその仲間である「みぬま福祉会」のすべての施設から、選りすぐりの作品を集めた展覧会です。

絵画・ドローイング・立体・木工・織り・ステンドグラス・和紙などの作品がマキイマサルファインアーツに展示されます。
********

『  マキイマサルファインアーツ  「工房集とその仲間たち」展によせて

クレーのような絵を描く作者は、クレーの作品を見たこともないでしょう、また、規則正しくボックスを作り続ける作者はミニマルアートを知りません。

かれらはアートから学んで作品を作っているわけではなく、自分たちの生きている現実から表現形式を生み出しているのです。

どうしてこのような作品が生み出されるのかわかりません。
わからないけれど何かザワザワと感じるものがあります。


たとえば、今回の展示の折り鶴です。折り鶴のスケール、膨大な量を考えると普通の折り鶴とは形態は同じでも、その込められた意味は全く異なってくる気がします。

施設から家へ帰って、毎日毎日何年間も作り続ける行為を考えると眩暈がしてきます。
どんな物語が、思いがその中に織り込まれているのでしょうか。膨大な時間が、作者の日常がそこには表象されています。そしてこれらは人に見せることを前提で作ったものではありません。


ベニヤ板にボールペンの強い筆圧で描かれた作品があります。虫や数字がたくさん整列していて、なにやら賑やかなパレードのようです。

これは作者の日常を描いた日記のようなもので、実はいろんな意味が隠されているらしいのです。

意味はわからないけれども作品をじっとみていると何か言葉にならない何かが感じられてきます。

その言葉にならない何かを感じることが、作品を見る体験をすることですし、また、向こう側にいる作者を感じることです。作品とはその人が生きている世界そのもの、生きている痕跡です。

特に障害を持った人の表現は、生きることや存在そのものに対する肯定性を直接的に手渡してくれる気がします。
まさしく「生のままの芸術・アールブリュット」です。

工房集キュレーター・アーティスト 中津川浩章        』


14日はパーティとトークがあり私もお話する予定です。

IMG_0002_convert_20090201175957.jpg


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